皆さんこんにちは!管理人です。
本記事は
第二種電気工事士令和5年度公表問題12の
複線図作成手順を解説した記事になっています。
- 複線図の書き方が分からない
- 公表問題12の複線図をマスターしたい
という方向けの記事になっていますので、
合格のために役立ててください。
公表問題12の複線図も新しい要素はないから復習として使おう
- 誰でもできる複線図作成の基本5手順
- 公表問題12複線図完成図とポイント
- 公表問題12複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
- 公表問題12複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
- 公表問題12複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
- 公表問題12複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 公表問題12複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
- 公表問題12複線図作成手順とポイントまとめ
誰でもできる複線図作成の基本5手順
複線図作成の手順についてはこちらの記事を参考にしてください。
この記事に記載した複線図の基本手順はこちらになります。
- 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
- 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
- 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
- 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
公表問題12の複線図もこの手順に従って書いていきます。
手順とポイントが記載されていますので、
実技試験である第一歩目の複線図をマスターしていきましょう。
公表問題12複線図完成図とポイント
公表問題12のポイントはPF管とジョイントボックスです。
あとIVですね。
公表問題11とほとんど同じですが、電線管が金属管か可とう電線管かの違いです。
複線図作成に関しては全く新しい要素はありません。
ですが、なにもありません!というのは寂しすぎるので、
可とう電線管とジョイントボックスについて軽く触れておきます。
公表問題12の注意ポイントは、
- 可とう電線管とボックスをコネクタで接続する
- ボックスコネクタの金属管との接続部にアース処理はいらない
- 可とう電線管内の配線はIVでOK
です。
公表問題11同様、施工条件をよく確認して施工するようにしてください。
それじゃあ実際に複線図を書いてみよう
公表問題12複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
これは問題のシンボルをそのまま書くだけなので簡単ですね。
各々のシンボルはそのまま覚えてください。
公表問題12複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
器具・電源には必ず「+」「-」があります。
電気は「+」から「-」へ流れるが複線図作成のポイントなので、必ず記入しましょう。
公表問題12複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
ここでも斜めに線を書くな!となるべくジョイントや渡り線を活用する!のルールを守りましょう。
ボックスの穴あけ位置を意識して書くと、施工時に楽になりますよ。
スイッチとコンセントはもう慣れましたね。
引き続き慢心せずにマスターしていきましょう。
公表問題12複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
公表問題1、2と同じように、単純にスイッチの「-」とスイッチの記号と同じ器具の「+」に線を引きます。
ジョイントを活用して配線数を少なくすることを意識しましょう。
公表問題12複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
最後は残っている「-」を全てつなげます。
5つの手順ですんなり複線図が完成したね
公表問題12複線図作成手順とポイントまとめ
公表問題12の複線図作成のポイントはありません。
1~11までの複線図が書ければ楽勝で12の複線図も書くことができます。
この問題で見たいのは可とう電線管とジョイントボックスの施工です。
そのため回路も簡単なものになっていますね。
実はこの問題は金属管施工より簡単かもね
工具や練習材料を手配していない方はこちらの記事を参考にしてください。