皆さんこんにちは!管理人です。
本記事は
第二種電気工事士令和5年度公表問題6の
複線図作成手順を解説した記事になっています。
- 複線図の書き方が分からない
- 公表問題6の複線図をマスターしたい
という方向けの記事になっていますので、
合格のために役立ててください。
公表問題6では3路スイッチの複線図をマスターできるよ
- 誰でもできる複線図作成の基本5手順
- 公表問題6複線図完成図とポイント
- 公表問題6複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
- 公表問題6複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
- 公表問題6複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
- 公表問題6複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 公表問題6複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
- 公表問題6複線図作成手順とポイントまとめ
誰でもできる複線図作成の基本5手順
複線図作成の手順についてはこちらの記事を参考にしてください。
この記事に記載した複線図の基本手順はこちらになります。
- 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
- 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
- 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
- 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
公表問題6の複線図もこの手順に従って書いていきます。
手順とポイントが記載されていますので、
実技試験である第一歩目の複線図をマスターしていきましょう。
公表問題6複線図完成図とポイント
公表問題6のポイントは3路スイッチです。
3路スイッチと聞くと難しそうだなとまず思ってしまいがちですが、
実は片切スイッチとほぼ同じです。
3路スイッチの考え方は、
- 必ず2個で1セットになっている
- その2個を2線で繋ぐ
- 繋いだら片切スイッチと同じ
です。
3路が片切?
と疑問に感じる方は下の図をみると分かりやすいかもです。
難しく考えるのは止めましょう。
それじゃあ実際に複線図を書いてみよう
公表問題6複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
これは問題のシンボルをそのまま書くだけなので簡単ですね。
各々のシンボルはそのまま覚えてください。
公表問題6複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
器具・電源には必ず「+」「-」があります。
電気は「+」から「-」へ流れるが複線図作成のポイントなので、必ず記入しましょう。
3路スイッチの「+」「-」は電源に近い方のスイッチに「+」を書きましょう。
遠い方のスイッチを「+」にしちゃうと無駄な配線は増えちゃうから間違えになっちゃうよ
公表問題6複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
ここでも斜めに線を書くな!となるべくジョイントや渡り線を活用する!のルールを守りましょう。
スイッチとコンセントはもう大丈夫ですね。
スイッチとコンセントへ電源の「+」から線を引きます。
3路スイッチ同士は問答無用で2線で繋がるので、ここでその2線も書いておきましょう。
公表問題6複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
公表問題1、2と同じように、単純にスイッチの「-」とスイッチの記号と同じ器具の「+」に線を引きます。
3路スイッチも片切スイッチと同じに考えるのを忘れないでください。
公表問題6複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
最後は残っている「-」を全てつなげます。
5つの手順ですんなり複線図が完成したね
公表問題6複線図作成手順とポイントまとめ
公表問題6の複線図作成のポイントは3路スイッチです。
3路スイッチは
- 必ず2個で1セットになっている
- その2個を2線で繋ぐ
- 繋いだら片切スイッチと同じ
ということをマスターしましょう。
私が受験したときはこの問題が出ました。
レセプタクルが無くて、輪っかを作る必要が無かったのでラッキーでしたね。
工具や練習材料を手配していない方はこちらの記事を参考にしてください。