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第二種電気工事士令和5年度公表問題10複線図作成手順とポイント

皆さんこんにちは!管理人です。

本記事は

第二種電気工事士令和5年度公表問題10の

複線図作成手順を解説した記事になっています。

 

  • 複線図の書き方が分からない
  • 公表問題10の複線図をマスターしたい

という方向けの記事になっていますので、

合格のために役立ててください。

公表問題10ではパイロットランプ同時点滅の複線図をマスターできるよ

 

 

 

誰でもできる複線図作成の基本5手順

複線図作成の手順についてはこちらの記事を参考にしてください。

www.dennkisikakulab.com

この記事に記載した複線図の基本手順はこちらになります。

  • 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
  • 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
  • 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
  • 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
  • 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる

公表問題10の複線図もこの手順に従って書いていきます。

 

手順とポイントが記載されていますので、

実技試験である第一歩目の複線図をマスターしていきましょう。

 

公表問題10複線図完成図とポイント

公表問題10のポイントはパイロットランプ同時点滅です。

公表問題2でパイロットランプ常点が出題されていますが、今回は同時点滅です。

同時点滅とはどういうことか?を理解していれば簡単に複線図を書くことができます。

同時点滅とは、スイッチで点滅する器具と同時にパイロットランプも点滅するということです。

パイロットランプ同時点滅の考え方は、

  • パイロットランプを器具と同じで考える
  • スイッチの「-」からパイロットランプの「+」へ配線する

です。

器具と同じで考えるので、電源の「+」から直接パイロットランプの「+」へつながることはありません。必ずスイッチを経由することになります。

 

パイロットランプ同時点滅のポイント!☝✅同時点滅とはスイッチで点滅する器具と同時にパイロットランプも点滅すること
✅電源の「+」は必ずスイッチを経由してからパイロットランプの「+」へつながる

 

それじゃあ実際に複線図を書いてみよう

 

 

公表問題10複線図作成手順1:各器具・電源を配置する

これは問題のシンボルをそのまま書くだけなので簡単ですね。

各々のシンボルはそのまま覚えてください。

 

公表問題10複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する

器具・電源には必ず「+」「-」があります。

電気は「+」から「-」へ流れるが複線図作成のポイントなので、必ず記入しましょう。

 

公表問題10複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く

ここでも斜めに線を書くな!なるべくジョイントや渡り線を活用する!のルールを守りましょう。

スイッチとコンセントはもう慣れましたね。

引き続き慢心せずにマスターしていきましょう。

 

公表問題10複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く

公表問題1、2と同じように、単純にスイッチの「-」とスイッチの記号と同じ器具の「+」に線を引きます。

ジョイントを活用して配線数を少なくすることを意識しましょう。

 

公表問題10複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる

最後は残っている「-」を全てつなげます。

5つの手順ですんなり複線図が完成したね

 

公表問題10複線図作成手順とポイントまとめ

公表問題10の複線図作成のポイントはコンセントパイロットランプ同時点滅です。

パイロットランプ同時点滅の考え方は、

  • パイロットランプを器具と同じで考える
  • スイッチの「-」からパイロットランプの「+」へ配線する

ということをマスターしましょう。

公表問題10は、パイロットランプを器具と同じと考えれば簡単にできてしまう問題です。ぜひ試験問題で出て欲しいですね。

 

同時点滅の意味さえ知ってれば全然難しくない問題だね

 

工具や練習材料を手配していない方はこちらの記事を参考にしてください。

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