皆さんこんにちは!管理人です。
今回の記事は
「電験三種持ってても意味なくね?」
「合格したけど使いどころ無くね?」
ということをテーマにしています。
- これから受験を考えている方
- 無限ループにハマり合格を諦めている方
- 電験三種を取得するとどんなメリットがあるのか知りたい方
へ向けた記事になっています。
- 電験どころか全ての資格に意味はない
- 電験三種を取得しても意味が無いと感じる理由
- 電験三種は将来性がありすぎる資格
- 電験三種取得のメリット
- 電験三種は必要?メリットを知らないと取得しても意味が無いまとめ
電験どころか全ての資格に意味はない
全ての資格に言えることですが、試験に受かっただけで実務をこなせるわけではないですよね?
電験も同じです。
- 資格を取り立てで業務実績がない新人
- 資格はないけど業務実績が10年ある人
上の二人だとどちらに点検業務を頼みたいですか?
ほとんどの人が10年経験している人に頼みたくなると思います。
資格に対する考え方は、
- 資格保有者 ≠ 業務ができる
- 資格保有者 = 業務を請負える
という意識を持っておかないと業務に支障が出てしまいます。
資格取ったから電気の事なら何でも聞いて!
資格はいきなりパワーアップできるチート技じゃないよ
資格が無いと点検方法や異常の発見方法が分かっていても、仕事に従事することができないからやっぱり必要だよね。
会社で請負って資格者の名義の下でなら仕事できるよ
本質は資格の有無じゃ無くて、ちゃんと業務ができることだからね
電験三種に限らずほとんどの資格試験はペーパーテストです。
ペーパーテストでいい点を取っていても、実務に活かせるかどうかは全く別の話ですよね。
電験三種を取得しても意味が無いと感じる理由
電験三種を取っても意味ないと感じるのは、
取得しても使いどころがない業務についているから
です。
会社で電験が必要だよ!と明確になっていなければ、
せっかく取ったのに全然使えないじゃん…
となってしまいます。
保守点検会社やビル管理会社に勤めていれば、意味が無いと感じることはないんですけどね。
逆に必要だよねと感じます。
それと電験三種を取得していても必ず電気主任技術者になれるわけではないんです。
設置者の承諾が必要なので、「私やりま~す」的な軽いノリでは出来ないのです。
先ほども言いましたが、資格を取りたての業務実績がない新人を選任したいと考える人は多くないでしょう。
主任技術者選任のために必要だから取ってよ!という状況下でなければ、取得後すぐに活用できる資格ではないと言えます。
電験三種の威力が発揮できるのは、電気保安業務の経験を積んだ後なのです。
意味ないと感じるのはすぐに使えない時なんだね
さっきも言ったけど資格はチート技じゃないからね
そうなると自家用電気工作物の主任技術者は他に任せてキュービクルでの操作方法を学んだほうがいいと感じます。主任技術者立会であれば操作することができます。不具合が起こった場合に操作に慣れている人がいれば主任技術者も助かる事でしょう。
電験三種は将来性がありすぎる資格
電気主任技術者は貴重な存在です。
自家用電気工作物に対して資格者が少ないからです。
その点から見ても電験三種の取得は将来役に立つことと言えるでしょう。
それを裏付けるように
試験機関もどうぞ取得してください
の体制になっています。
年1回しか受験のチャンスが無かったのが年2回になったことが、なによりの証拠でしょう。
電験三種取得のメリット
電験三種を取得しても意味ないよ!
という観点で話をしてきましたが、実際取得出来たらどんなメリットがあるのか紹介します。
- 電気工事で名義を使える
- ビル管理会社であれば名義が使える(手当がもらえる)
- 保守点検会社へ就職できる
- 経験を積めば独立開業できる
メリット①電気工事で名義を使える
新築電気工事をする場合は、設置者はまだ完成していなくても、受電していなくても主任技術者を選任しておかなければなりません。
これがちゃんと決まっていれば苦労しませんが、ほとんどの場合決まっていません。
じゃあどうするの?
という感じで工事自体は進んでいきますが、最後まで決まらない場合がほとんどです。
そんなとき、私の名義でよければどうぞ!
と言ったような提案ができます。
主任技術者は完成後に変更すれば問題ありません。
未選任は法律違反となってしまうので、できれば避けたいところです。
メリット②ビル管理会社なら就職に有利だし手当ももらえる
私はビル管理会社に勤めていますが、電験三種持ちが応募してくると、「おっ!」となります。
持っていると持っていないとでは、もちろん持っている人の方を優先して採用します。
電験三種はビル管業界にとっては、就職を有利にする武器になります。
また就職に有利になるのに加えて、自身の給料アップにもつながります。
主任技術者に選任されれば、もちろんその手当もつきます。
会社によってまちまちですが、この手当がつかない会社はないでしょう。
メリット③保守点検会社へ就職できる
電気の保守点検会社では必須の資格になります。
電験が無いと自身の将来が見えません。
別の業界へ転職した方がまだいいでしょう。
そんな狭き門の保守点検会社に就職できることは、逆を解せば安定の裏返しです。
メリット④経験をつめば独立開業できる
電験三種を取得すると自家用電気工作物の主任技術者になることができます。
そして主任技術者になって5年の経験で保安業務従事者になれます。
保安業務従事者になるとポイントで複数の建物を受け持つことができます。
ここまでくれば独立開業して仕事を請負えます。
一従業員ではなく社長になれるので、今までより自分が自由にできるお金が確実に増えます。
電験三種は必要?メリットを知らないと取得しても意味が無いまとめ
✅電験三種すぐに使えないと意味が無いと感じる
✅電気主任技術者は少数かつ需要があるので将来性は間違いない
✅工事中に自分の名義を使える
✅ビル管業界では就職に有利で給料も上がる
✅安定の保守点検会社へ就職できる
✅独立開業してたくさんお金を稼げる
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