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第二種電気工事士令和5年度公表問題5複線図作成手順とポイント

皆さんこんにちは!管理人です。

本記事は

第二種電気工事士令和5年度公表問題5の

複線図作成手順を解説した記事になっています。

 

  • 複線図の書き方が分からない
  • 公表問題5の複線図をマスターしたい

という方向けの記事になっていますので、

合格のために役立ててください。

公表問題5では200V電源とアースの複線図をマスターできるよ

 

 

 

誰でもできる複線図作成の基本5手順

複線図作成の手順についてはこちらの記事を参考にしてください。

www.dennkisikakulab.com

この記事に記載した複線図の基本手順はこちらになります。

  • 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
  • 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
  • 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
  • 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
  • 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる

公表問題5の複線図もこの手順に従って書いていきます。

 

手順とポイントが記載されていますので、

実技試験である第一歩目の複線図をマスターしていきましょう。

 

公表問題5複線図完成図とポイント

公表問題5のポイントは200V電源アースです。

まず1つ目の200V電源ですが、

  • 100Vと同じ

です。

ポイントでも何でもないですね。難しく考えるのは止めましょう。

試験問題には施工条件として線種(色)の指定があると思いますので、そこだけは注意しましょう。

2つ目のポイントアースですが、

  • 単独になる配線にする

ことが必要になります。

単独とは電源には「接地側・非接地側」という表現が使われますが、この接地とアースは一旦別物と考えた方が良いです。要は「電源線とは絶対につながらないようにする」ということです。これがつながっていると漏電になってしまいますよ。

…と色々考えると難しく思ってしまうので、単純にアースは電源とは別物と考えた方が良いでしょう。

ポイント!☝✅200電源でも100Vと考え方は同じ
✅アースはどこにも繋がらずアースへ

 

 

公表問題5複線図作成手順1:各器具・電源を配置する

これは問題のシンボルをそのまま書くだけなので簡単ですね。

各々のシンボルはそのまま覚えてください。

 

公表問題5複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する

器具・電源には必ず「+」「-」があります。

電気は「+」から「-」へ流れるが複線図作成のポイントなので、必ず記入しましょう。

アースには「E」を書きましょう。

 

公表問題5複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く

ここでも斜めに線を書くな!なるべくジョイントや渡り線を活用する!のルールを守りましょう。

スイッチとコンセントはもう大丈夫ですね。

スイッチとコンセントへ電源の「+」から線を引きます。

200V電源も同じように「+」線を引いてください。

 

公表問題5複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く

公表問題1、2と同じように、単純にスイッチの「-」とスイッチの記号と同じ器具の「+」に線を引きます。

 

公表問題5複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげ動力電源を仕上げる

最後は残っている「-」を全てつなげます。
アースの「E」もそのまま繋げましょう。

 

5つの手順ですんなり複線図が完成したね

 

公表問題5複線図作成手順とポイントまとめ

公表問題5の複線図作成のポイントは200V電源アースです。

200V電源は

  • 100Vと同じ

アースは

  • 単独になる配線にする

ということをマスターしましょう。

そろそろスイッチとコンセントの複線図にも慣れてきたころですね。

最後まで気を抜かずにマスターしていきましょう。

 

工具や練習材料を手配していない方はこちらの記事を参考にしてください。

www.dennkisikakulab.com