皆さんこんにちは!管理人です。
本記事は
第二種電気工事士令和5年度公表問題1の
複線図作成手順を解説した記事になっています。
- 複線図の書き方が分からない
- 公表問題1の複線図をマスターしたい
という方向けの記事になっていますので、
合格のために役立ててください。
公表問題1では片切スイッチの複線図をマスターできるよ
- 誰でもできる複線図作成の基本5手順
- 公表問題1複線図完成図とポイント
- 公表問題1複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
- 公表問題1複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
- 公表問題1複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
- 公表問題1複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 公表問題1複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
- 公表問題1複線図作成手順とポイントまとめ
誰でもできる複線図作成の基本5手順
複線図作成の手順についてはこちらの記事を参考にしてください。
この記事に記載した複線図の基本手順はこちらになります。
- 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
- 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
- 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
- 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
公表問題1の複線図もこの手順に従って書いていきます。
手順とポイントが記載されていますので、
実技試験である第一歩目の複線図をマスターしていきましょう。
公表問題1複線図完成図とポイント
公表問題1のポイントはスイッチ結線です。
スイッチ結線とは電源→スイッチ→器具ということを頭に入れましょう。
この時に間違えてはいけないのが電気の流れです。
電気は「+」から「ー」へ流れます。
これを頭に入れながら電源→スイッチ→器具の配線を考えてみましょう。
電源の「+」からスイッチを経て器具へ流れ、器具の「-」が電源の「-」へ帰っていく。
まだいまいち想像できないという方は、次から公表問題1の複線図作成手順を紹介していきますので確認してみてください。
公表問題1複線図作成手順1:各器具・電源を配置する
これは問題のシンボルをそのまま書くだけなので簡単ですね。
スイッチのシンボルはそのまま覚えてください。
公表問題1複線図作成手順2:各器具・電源に「+」「-」を記入する
器具・電源には必ず「+」「-」があります。
電気は「+」から「-」へ流れるが複線図作成のポイントなので、必ず記入しましょう。
公表問題1複線図作成手順3:電源の「+」からスイッチ・コンセントの「+」へ線を引く
公表問題1はコンセントが無いのでスイッチだけ線を引いていきます。
ポイントは問題の単線図の配線ルート以外で線を引かないことです。
要するに斜めに線を書くな!ってことですね。
想像できない方は、複線図作成手順で図入りで説明していますので確認してみてください。
公表問題1複線図作成手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
複線図作成手順でも説明していますが、電源の「+」と接続した後のスイッチの「-」は「+」と考えてください。
でも単純にスイッチの「-」とスイッチの記号と同じ器具の「+」に線を引くと思っていた方が簡単ですね。
公表問題1複線図作成手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
最後は残っている「-」を全てつなげてしまえば完成です。
5つの手順ですんなり複線図が完成したね
公表問題1複線図作成手順とポイントまとめ
公表問題1の複線図作成のポイントはスイッチ結線です。
電源の「+」からスイッチを経て器具へ流れ、器具の「-」が電源の「-」へ帰っていく。
スイッチ結線は他の公表問題でも使うので、ここで確実にマスターしましょうね。
工具や練習材料を手配していない方はこちらの記事を参考にしてください。